浅草花やしき短編演劇祭  参加作品

家のカギ⑥

『フラグ in 花やしき』

100年前、芸人が漫才中に突然死んだといういわくつきのお笑い劇場の見学ツアーに参加した人達を描いた短編。

 

「タラレバ話をしてしまうとそれが現実になってしまう」

 

という怪奇現象に翻弄され、しまいにはじゃんけんで殺しあった挙句全滅するというシステム的ドタバタコメディ。

 

家のカギ①を花やしき座で上演するにあたってリメイクした作品。

浅草花やしき短編演劇祭にて最多得票数を獲得した。

【出演】

高村颯志 五十嵐恵美 下川拓人(以上、家のカギ)

萩原涼太 北口美愛 山田奈々緒

緒方美月(劇団くるめるシアター)

千本和希(早大オムニバス) 遠藤清秀

2017年10月19日(木)

@浅草花やしき

主宰・高村コメント

 

僕はフラグという作品が好きでたまらなくて、この企画で3度目の上演になりました。

でも、この作品の良さは、作品の創作過程にあると思っています。

だから、ただの再演ではただの焼き増しにしかならず劣化するものと考えていました。

なので作中に登場するルール、流れなどは崩さない上で、その都度出演してくださる役者さんが活きる構成に変えてきました。

 

今回は

キャラクターに

・アメリカ人女性

・幽霊

 

を追加しました。

これがかなり跳ねたと思っています。

花やしきでやるにあたって、フラグ関連作品の中で個性が出て、会場を活かせたなという実感がありました。

 

 

おおよそは家のカギ①と同じなのでコメントはここら辺にしておきますが

とても楽しかったです。楽しいは大切です。

そしてこの演劇祭で優勝できなかったことが家のカギを

左右していったと思っています。(2019年現在…)